2018年4月にメーシー(ユニバーサル系)から登場した「SLOT パックマン」は、なつかしさと楽しさをコンセプトにした「ファミスロ」の第1弾マシンで、ボーナスメインで出玉を増やすノーマルタイプのスロットです。
本機は、違和感特化型の完全告知マシンで、ボーナス成立時の95%で違和感演出が発生し、告知ランプ(パックマン)が点灯すればボーナス確定となります。
違和感演出は、総数で89(パック)個もあり、打てば打つほどに楽しさが増しそうです。
ここでは「SLOT パックマン」の、スペック・打ち方・設定推測・演出について紹介します。
目次
スペック
確率
設定 | BIG | REG | 合算 | 出玉率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/277.7 | 1/436.9 | 1/169.8 | 97.7% |
2 | 1/269.7 | 1/390.1 | 1/159.5 | 99.5% |
5 | 1/259.0 | 1/350.5 | 1/148.9 | 103.5% |
6 | 1/231.6 | 1/296.5 | 1/130.0 | 111.1% |
リール配列
リール配列については「P-WORLD」に掲載されている画像が見やすいです。
リール配列 | SLOTパックマン | P-WORLD
打ち方
通常時
通常時は、順押し・中押し・逆押しそれぞれで違ったゲーム性を味わうことができますが、ここでは、成立役を絞り込みやすい中押し手順を紹介します。
なお、演出を楽しむなら順押し、1確目を拝みたいなら逆押しをおすすめします。
まず、中リール上段あたりにBARを狙います。以下、停止形により打ち分けます。
中リール上段にBARが停止したとき
左リール・右リールともにフリー打ちでOKです。
成立役:ハズレ、リプレイ
中リール中段にBARが停止したとき
左リールにBARを目安にチェリーを狙い、右リールはフリー打ちします。なお、左リールでチェリーを否定した時点でボーナス確定です。
成立役:チェリー
中リール下段にBARが停止したとき
左リール・右リールともにフリー打ちでOKです。なお、中段のメロンテンパイハズレはボーナス確定です。
成立役:メロン
ボーナス成立時
ボーナスはビッグボーナス(7揃い)とレギュラーボーナス(7/7/BAR)の2種類で、告知やリーチ目を引いてボーナスを確信したら、次ゲームは1枚掛けでボーナスを揃えられます。
ビッグボーナス中
全リールフリー打ちでMAX312枚獲得可能です。なお、ボーナス中に挑戦できるミニゲームは、獲得枚数には影響しません。
ミニゲーム
毎ゲーム逆押しで右リール枠内にパックマン図柄を狙うと、パックマンがモンスターを攻撃し、すべて倒すと高速パックマンが出現するというミニゲームです。
レギュラーボーナス中
左リールに赤7付近を押すと取りこぼしが発生することがあるので、左リールはどちらかのBARを狙い、中リール・右リールはフリー打ちで消化することでMAX104枚獲得可能です。
同時当選
「SLOT パックマン」では、小役とボーナスの同時当選があり、期待度は次のとおりです。また、小役により当選期待度に設定差があります。
小役 | 期待度 |
---|---|
チェリー | 5.0%~6.9% |
メロン | 0.1%~0.3% |
リーチ目
代表的なリーチ目は、公式サイトで紹介されているので、まずはそれらを押さえておけばOKでしょう。
設定推測
「SLOT パックマン」では、レギュラーボーナス確率・通常時の小役確率・演出に設定推測に役立つ要素があります。
レギュラーボーナス確率
レギュラーボーナス確率の設定差はかなり大きいので、ビッグボーナスとともにレギュラーボーナスをよく引けている台は、高設定の期待度が上がります。
通常時の小役確率
メロンの出現率に設定差があります。
設定 | メロン |
---|---|
1 | 1/6.5 |
2 | 1/6.5 |
5 | 1/6.2 |
6 | 1/5.9 |
通常時の違和感演出
通常時の違和感演出には、設定示唆がある演出があります。
ユニバ系サウンド
以下の歴代ユニバーサル系マシンのサウンドが発生すると、設定2以上確定となります。
サウンド | 示唆 |
---|---|
「ハナビ」のスタート音 | 設定2以上確定 |
「サンダーV」の予告音 | 設定2以上確定 |
「バーサス」の予告音 | 設定2以上確定 |
「ゲッターマウス」の予告音 | 設定2以上確定 |
払い出し音が「アステカ」 | 設定2以上確定 |
払い出し音が「ワードオブライツ」 | 設定2以上確定 |
レバーオン時に「3連ドンちゃん」の停止音 | 設定5以上確定 |
払い出し音が「ハーデス」 | 設定5以上確定 |
レバーオン時に「デビルマンⅡ」のサイレン音 | 設定6確定 |
払い出し音が「デビルマンⅡ」のサイレン音 | 設定6確定 |
サイドランプ
サイドランプが下から上に流れれば、設定2以上確定です。
バグフリーズ
バグを思わせるような効果音をともなう演出で、発生タイミングよる設定示唆があります。
発生タイミング | 示唆 |
---|---|
レバーオン時 | 設定2以上確定 |
第1停止時、第2停止時 | 設定5以上確定 |
第3停止時 | 設定6確定 |
ギャルボスランプ
リール左上(下の画像の丸印あたり)に隠しランプ「ギャルボス」があり、ビッグボーナス入賞時に点灯すると設定5以上確定となります。
「ギャルボス」とは、往年のゲーム「ギャラクシアン」に出てくる旗艦の名前です。
演出
通常時の演出は、次のとおりです。
告知ランプ
通常時は、リール右上のパックマンが点灯すればボーナス確定となります。
違和感演出
本機では、ボーナス成立時の約95%で違和感演出が発生し、発生タイミングはレバーオンから第3停止までとさまざまです。
違和感演出は89個ありますが、おもな演出は次のとおりです。
- 上部ランプの点滅・消灯
- サイドランプの消灯・色変化
- 告知ランプ横のゴーストの瞬き・消灯
- スタート音の遅れ
- レバーON時の始動音変化
- 停止音変化
- 払い出し音変化
- レバーON時のリールロック
- リール停止時のロック
- 小役払い出し時の払い出しロック
いろんな違和感を発見する楽しみがありそうです。
コーヒーブレイク状態
以下のいずれかの条件で、特殊状態「コーヒーブレイク」に移行し、コーヒーブレイク中はリプレイ確率が若干アップするようです。
なお、コーヒーブレイク状態は外部からは判別はできないようです。
- 設定変更時
- ボーナス終了後256ゲーム経過後
あとがき
完全告知のノーマルタイプマシンではありますが、多彩な違和感演出や、順押し・中押し・逆押しなど、いろんな打ち方ができるという点では、楽しめそうな台ではないでしょうか。