技術介入機などのパチスロの原点に立ち返った機種を開発するプロジェクト「A PROJECT」の第8弾として2017年11月に登場した「タロットエンペラー」は、4号機「タロットマスター」の世界観を再現しつつ、MAX130ゲームのRTで今まで以上に瞬発力のあるマシンになっています。
ここでは「タロットエンペラー」の、スペック・打ち方・設定推測・演出について紹介します。
目次
スペック
確率
※フル攻略(小役完全獲得とJACインはずし)で出玉率は2%ほど上昇します。
設定 | BIG | REG | 合算 | 出玉率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/425.6 | 1/425.6 | 1/212.8 | 97.4% |
2 | 1/404.5 | 1/414.8 | 1/204.8 | 99.3% |
3 | 1/392.4 | 1/394.8 | 1/196.8 | 101.1% |
4 | 1/368.2 | 1/381.0 | 1/187.2 | 105.7% |
5 | 1/885.6 | 1/237.4 | 1/187.2 | 107.0% |
6 | 1/885.6 | 1/234.1 | 1/185.1 | 107.2% |
リール配列
リール配列については「P-WORLD」に掲載されている画像が見やすいです。
リール配列 | タロットエンペラー | P-WORLD
打ち方
通常時
まず左リール上段~中段に黒BARを狙います。以下、停止形により打ち分けます。
左リール下段に本図柄が停止したとき
右リールに青7を目安に本図柄を狙い、本図柄テンパイ時は中リールに青7を目安に本図柄を狙います。
本図柄がテンパイしなかった時は、中リールに黒BARもしくは白BARを狙います。
その他の停止目のとき
中リール・右リールともにフリー打ちでOKです。
なお、左リールの黒BARを枠上に狙ってしまうと、左リール上段から本が入賞する場合があります。
ボーナス成立時
ボーナスは、赤7ビッグ・青7ビッグ・赤7レギュラー・青7レギュラーがあり、どのボーナスが成立しているかは、告知ランプと色で見分けられます。
ビッグボーナス中
1回だけ14枚役を入賞させ、入賞後は順押しフリー打ちでMAX311枚獲得です。なお、ビッグボーナス後はRT「タロットチャンス(最大30ゲーム)」へ移行します。
14枚役獲得手順
中リール・右リールをフリー打ちして、上段にリプレイがテンパイしたら、左リール枠上~上段に赤7を狙います。上段に「赤7/リプレイ/リプレイ」が停止したら14枚役獲得です。
レギュラーボーナス中
左リールの「リプレイ/本/リプレイ」を避けて消化しMAX104枚獲得です。左リールには黒BARや赤7を狙っておけば良いと思います。
なお、左リールに「リプレイ/本/リプレイ」が停止してしまった場合は、中リールと右リールに本を狙い15枚役を獲得することで枚数的なロスはありません。
ボーナス後はRT「タロットチャンス(1ゲーム固定)」へ移行します。
RT(リプレイタイム)中
RTは、前半のタロットチャンス(最大30ゲーム)と、後半のタロットゲーム(最大100ゲーム)の2つのパートで構成されています。
タロットチャンス中
レギュラーボーナス後のタロットチャンスは、1ゲーム固定で25%の確率でタロットゲーム(100ゲーム)に突入します。
ビッグボーナス後のタロットチャンス中は、移行リプレイの入賞でタロットゲームへ移行するので、残り8ゲームまではリプレイハズシをしてタロットチャンスを延命させます。
リプレイハズシは、横向きの女皇帝カードが出たときに、中リール・右リールをフリー打ちして、左リール枠内に2連青7の下の7を狙います。上段にリプレイが揃えばハズシ成功です。
なお、残り7ゲーム以降に横向きの女皇帝カードが出たときは、順押しで左リールに青7を狙い、移行リプレイを入賞させます。
タロットゲーム中
ビッグボーナス後のタロットゲームの継続ゲーム数は、30ゲームor100ゲームで、レギュラーボーナス後にタロットゲームに当選すると、継続ゲーム数は100ゲームです。
打ち方は、通常時と同じ小役狙いで消化します。
同時当選
「タロットエンペラー」では、ボーナスと小役の同時当選があります。リプレイ<ベル<チェリー<本<10枚役(青7/ベル/ベル)<金7揃いの順で当選期待度が高くなります。
リーチ目
代表的なリーチ目は、公式サイトで紹介されているので、とりあえずは紹介されているリーチ目を把握しておけばOKです。
ちなみに、4号機「タロットマスター」のリーチ目も継承しているようです。
設定推測
タロットエンペラーでは、設定5と設定6のみレギュラーボーナス確率・通常時のベル確率・RT中のハズレ確率が別格の数値になっており、2~3千円打てばベルの成立具合で設定5・6はほぼ見分けられます。
また、レギュラーボーナス中に出現するタロットカードにも設定示唆があります。
通常時のベル確率
設定 | ベル |
---|---|
1 | 1/13.0 |
2 | 1/12.9 |
3 | 1/12.7 |
4 | 1/11.7 |
5 | 1/6.53 |
6 | 1/6.49 |
RT中のハズレ確率
設定5・6の値は、様々な方の実戦値からのおよその数値です。
設定 | タロットC | タロットG |
---|---|---|
1 | 1/14.6 | 1/16.4 |
2 | 1/14.9 | 1/15.6 |
3 | 1/15.3 | 1/14.9 |
4 | 1/17.4 | 1/14.2 |
5 | およそ1/5 | およそ1/3 |
6 | およそ1/4 | およそ1/2.75 |
レギュラーボーナス中のタロットカード
レギュラーボーナス時に出現するタロットカードにより設定示唆があります。主な高設定示唆カードは次のとおりです。
出現カード | 設定示唆 |
---|---|
魔術師 | 基本パターン |
愚者 | 設定2以上確定 |
隠者 | 設定2否定 |
皇帝 | 設定3以上確定 |
世界 | 設定1~3否定 |
演出
通常時の演出の概要は次のとおりです。
スートチャンス演出
液晶右のパネルで小役をナビし、パネルと対応役は次のとおりです。
パネル | 対応役 |
---|---|
WAND | ハズレ |
CUP | ハズレorチェリー |
COIN | ハズレorベルorリプレイ |
SWORD | ハズレor本 |
カード演出
液晶に表示されるタロットカード下のアイコンで小役をナビしてくれます。
シャッフルアクション発生やタロットカードが逆さまだと期待度アップです。
カードスクロール演出
カード演出より期待度が高く、回転開始時に「世界」カードが3枚以上含まれていると更に期待度が高くなります。
PUSHボタン演出
PUSHボタンを押して、表示されるタロットカードや文字で期待度を表しており「GEKI CHANCE」と表示されればボーナスの期待度大です。
フォーチュンルーレット演出
リールフラッシュと連動してタロットカードが出現し、最終的に「世界」カードが出現すればボーナス確定となる演出で、発生時点で期待度は高いです。
主なチャンスパターンは次のとおりです。
- フラッシュパターンと対応カードの法則が崩れる
- 同じフラッシュが2回連続する
- フラッシュが4回続く
- 「塔」のカードが出現する
あとがき
「タロットエンペラー」は、設定5と設定6のみマシンの挙動が全く異なってくるようです。いろんな方の実戦動画などを拝見する限りでは、設定5以上を1日打ち切って設定どおりにボーナスを引ければ1,000枚~2,000枚は確実に勝てそうです。