パチスロ(スロット)の0号機から現行6号機までの歴史を振り返る

パチスロ(スロット)の0号機から現行6号機までの歴史を振り返る

1980年ごろから登場した「パチスロ」は、現在の6号機に至るまでに様々な変遷を遂げてきました。

そこでここでは、パチスロが登場した0号機から現在の6号機に至るまでにどのような変遷を遂げてきたのか、号機それぞれの特徴や代表的な機種、当時の状況について紹介します。

0号機

1980年~1985年

今からおよそ41年前、パチスロの時代が幕開けました。ちなみに、0号機時代は規則などはほとんどなく、機械の仕様も統一されていませんでした。

ちなみに、当時はメダルサンド(台の横に設置されているメダルの貸出機)もなく、カウンターで50枚/1000円で貸し出されていたようです。

0号機の代表的な機種

  • パルサー
  • リバティベル

1号機

1985年~1988年

1985年に施行された新風営法に基づき、パチスロに全国統一認定基準が定められ、1号機が登場しますが、規則といったものはまだほとんどなく、このころから不正改造が増えたようです。

ちなみに、現在のボーナスシステムと同等のゲーム性は、1号機から搭載されるようになりました。

1号機の代表的な機種

  • パルサーXX
  • プラネット
  • アメリカーナ

2号機

1988年~1990年

1号機で問題となった不正改造への対策として2号機が登場し、このころから規則が定められるようになり、2号機の規則としては、ビッグボーナスの純増が350枚へ変更、吸い込み方式の禁止、4.0秒のウェイトがありました。

また、ボーナスゲーム中のJACイン回数によるAからCまで3つのタイプ分けや、クレジット機能、子役の集中といった出玉増加機能が登場しました。

現在のスロットで、ボーナスだけで出玉を増やす機種を「Aタイプ」と言ったりするのは、上のタイプ分けからきています。

2号機の代表的な機種

  • アラジン
  • センチュリー21
  • スーパーバニーガール

3号機

1990年~1992年

2号機のパチスロはギャンブル性が高かったため、これを抑える目的で新たな規則とともに登場するのが3号機です。

3号機の規則としては、ウェイトが4.1秒に変更、集中役がパンクする確率の引き上げ、子役の集中の禁止などがあり、スロッターを魅了したギャンブル性が抑えられました。(ちなみに、ウェイトの4.1秒は現在のスロットでも同じです。)

また、新たな規則によってゲーム性が画一化されたことにより、基盤交換やROMの書き換えといった不正改造(裏モノ)が流行し、セット打法(コンチネンタルの4枚掛けなど)といったいわゆる攻略法が出だしたのもこのころからでした。

3号機の代表的な機種

  • コンチネンタル
  • リノ
  • ドリームセブン
  • スーパープラネット

4号機

1992年~2007年

パチスロ全盛期と呼ばれる4号機では、次のような現在のスロットに通じるさまざまな規則や機能が登場しました。

  • リプレイの搭載
  • 告知機能
  • オートリセット(3号機まではビッグボーナス終了のたびに店員を呼んでリセットをしてもらう必要があった)
  • ストック、CT(チャレンジタイム)、AT(アシストタイム)

また、リプレイはずしなど打ち手の技術介入によりが出玉率を上げることができる機種が登場し始めたのもこのころで「目押し全盛時代」とも言われていました。

ちなみに、当時のパチスロ情報誌では、目押しなどで小役をもれなく獲得して出玉率を上げる打ち方を「DDT打法」や「KKK打法」と呼んだりしていました。

現在ではほとんど見かけない「スロット専門店」も4号機時代はよく見かけました。

    4号機の代表的な機種

    • ミリオンゴッド
    • 北斗の拳
    • 大花火
    • ジャグラー
    • 押忍!番長
    • 吉宗
    • ニューパルサー
    • サンダーV
    • クランキーコンドル

    5号機

    2005年~2021年

    4号機の高いギャンブル性を抑える目的で、出玉性能が大きく制限されたのが5号機で、5号機登場当初はスロットバブル崩壊とも言われ、4号機時代に見かけたスロット専門店はほとんどなくなり、多くのスロッターが引退しました。

    ですが、年を経るごとにパチスロメーカーが努力を重ねた結果、数年後には爆発力のあるAT機やART機が登場し、新たな盛り上がりを見せました。

    ちなみに、4号機時代によくあった設定公開やイベントの告知が禁止されたのもこのころからです。

    代表的な機種

    • バジリスク~甲賀忍法帖~絆
    • ミリオンゴッド 神々の凱旋
    • 押忍!サラリーマン番長
    • 沖ドキ

    6号機

    2018年~現在

    2018年秋から登場した6号機は、5号機からさらにギャンブル性を抑える規則となっており、ATやARTの一撃での最大獲得枚数が2400枚までに抑えられ、ノーマルタイプのスロットでは、ビッグボーナス時の最大払い出し枚数が480枚から300枚に抑えられました。

    また、新たな用語として「有利区間」という言葉が出てくるようになりました。(正確には5.9号機からですが)

    6号機の出玉性能の低さにより、スロッター人口はさらに減少し、追い打ちをかけるようにコロナ禍という状況が重なり、現在ではホール自体の数も減少の一途をたどっています。

    代表的な機種

    • Re:ゼロから始める異世界生活
    • ドンちゃん2
    • HEY!鏡

    パチスロの今後は・・・

    1995年に1万8000軒を超えていたホール数も、2021年4月末には8000件を割り込んでおり、もはや、パチンコ・スロットは斜陽産業となってしまった感があります。

    ですが、6号機も6.1号機、6.2号機へと進むにつれて、徐々に規制が緩和されているので、往年とは言わないまでも、庶民の娯楽としての人気を取り戻してほしいものです。

    記事が役立ったらシェアしてくれるとうれしいです。