技術介入機などのパチスロの原点に立ち返った機種を開発するプロジェクト「A PROJECT」の第4弾として2015年8月に登場した「サンダーV リボルト」は、1997年に登場した4号機「サンダーV」の予告音や消灯・フラッシュの法則を継承しつつ、獲得枚数や技術介入要素の魅力も備えたマシンになっています。
ここでは「サンダーV リボルト」の、スペック・打ち方・設定推測・演出について紹介します。
目次
スペック
確率
※フル攻略(小役完全獲得とボーナス最速揃え)で出玉率は2%ほど上昇するようです。
設定 | BIG | REG | 合算 | 出玉率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/277.7 | 1/420.1 | 1/167.2 | 97.3% |
2 | 1/270.8 | 1/381.0 | 1/158.3 | 99.7% |
3 | 1/264.3 | 1/348.6 | 1/150.3 | 101.9% |
4 | 1/258.0 | 1/321.3 | 1/143.1 | 104.5% |
5 | 1/252.1 | 1/292.6 | 1/135.4 | 106.9% |
6 | 1/248.2 | 1/264.3 | 1/128.0 | 109.3% |
リール配列
リール配列については「P-WORLD」に掲載されている画像が見やすいです。
リール配列 | サンダーVリボルト | P-WORLD
打ち方
通常時
左リール上段あたりに赤7を狙います。以下、停止形により打ち分けます。
左リール下段に赤7(中段にスイカ)が停止した時
中リール・右リールにスイカを狙います。
それ以外の停止形
中リール・右リールともにフリー打ちでOKです。
ボーナス成立時
ボーナス成立の際は、Vビッグ・赤7ビッグ・レギュラーのいずれのボーナスが成立しているかを判別するために、1枚がけで次のようにボーナスを判別します。
なお、ボーナス成立に気づかなくても数ゲーム後には筐体左右にあるランプでボーナスを告知してくれるので安心です。
ボーナス最速判別手順
まずは右リール中段にV図柄の2コマ下にあるBARを狙います。以下、停止形により打ち分けます。
- BARが中段に停止したときは、中リール・左リールともにBARを狙います。
- V図柄が中段に停止したときは、中リールにV図柄・左リールに3連V図柄を狙います。(3連V図柄の中で黄色い文字で「THUNDER」と書かれたV図柄からのV揃いは赤7ビッグ扱いになります)
ビッグボーナス中
予告音発生時に14枚役を3回揃え、以降はビタ押しポイントを避けて(赤7を上段付近に狙えばOKです)順押しで消化することで、最大枚数を獲得できます。
14枚役獲得手順
予告音発生時に、右リール・中リールの順にフリー打ちした後、左リールに以下の3つのいずれかをビタ押しします。
- 3連V図柄
- 赤7図柄を下段
- 単独V図柄を下段
レギュラーボーナス中
予告音発生時に9枚役を1回揃え、以降は順押しフリー打ちで最大枚数を獲得できます。
9枚役獲得手順
予告音発生時に、右リールにV図柄・中リールに上にリプレイの付いた赤7をそれぞれ狙い、最後に左リール中段に赤7をビタ押しします。(上段にスイカが揃えば成功です)
リーチ目
代表的なリーチ目は公式サイトで次のように紹介されているので、とりあえずは紹介されているリーチ目を把握しておけばOKです。
ちなみに、リーチ目は3300通り以上あるようなので、代表的なリーチ目を覚えたら、レアなリーチ目を探してみるのも良いと思います。
設定推測
サンダーVリボルトでは、レギュラーボーナス確率やビッグボーナス中のBGM変化確率に大きな設定差があります。
レギュラーボーナス確率
設定6のレギュラーボーナス確率(1/264.3)は、設定1の確率(1/420.1)に比べて1.5倍ほど高い確率になっているので、レギュラーボーナスをよく引けている台ほど高設定の可能性が高くなります。
ビッグボーナス中のBGM変化
ビッグボーナス中の18ゲーム目までに14枚役を3回獲得した場合、3回獲得後から18ゲーム目まで、毎ゲームBGM変化の抽選が行われており、当選すると19G目からBGMが「サンダーV2」のスーパーイナズマラッシュへ変化します。
このBGM変化の当選確率は、設定1~4が0.1%、設定5と設定6が3.1%と、設定4以下ではほぼ当選しないため、BGM変化が発生すれば設定5以上が濃厚となります。
演出
サンダーVリボルトでは、予告演出として予告音・消灯・フラッシュ・イナズマなどがあります。ここではそれぞれの予告演出の概要を紹介します。
予告音と消灯
予告音発生時は、リプレイ以外の小役またはボーナスの可能性があります。また、予告音と消灯の組み合わせ法則は、初代「サンダーV」を継承しており、3消灯はチャンスです。
消灯数 | 対応役 |
---|---|
1消灯 | リプレイ以外 |
2消灯 | リプレイ・ベル以外 |
3消灯 | スイカ |
フラッシュ演出
小役成立時にリールがフラッシュする演出があり、フラッシュの種類ごとの対応役は下の表のようになっています。いずれも法則崩れでボーナス確定となります。
また、リプレイ入賞時にフラッシュが発生しなければボーナス確定です。
フラッシュ | 対応役 |
---|---|
横一文字 | チェリー |
ナイアガラ | リプレイ |
五月雨 | リプレイ |
ローリング | ベル |
W字 | スイカ |
闇W字 | スイカ |
V字 | スイカ |
落雷SP | スイカ |
昇り龍 | チェリー |
リボルトフリーズ | ビッグボーナス確定 |
イナズマ演出
リール停止時に効果音とともに筐体にイナズマが走ります。イナズマの発生タイミングにより対応役があり、法則は次のとおりです。なお、法則崩れでボーナス確定です。
出現タイミング | 対応役 |
---|---|
第1停止 | ハズレorリプレイ |
第2停止 | ハズレorベル |
第3停止 | チェリー |
あとがき
サンダーVリボルトは、リーチ目の多さや、予告音・消灯・フラッシュなどの演出の多彩さから、どちらかというと玄人スロッター向けの機種っぽいですが、演出をある程度わかるようになると途端に楽しくなるマシンです。
にしても、初代サンダーVの時代(いまから20年ぐらい前?)にこの演出の完成度はすごいですね。後の多くのスロットがこれらの演出を取り入れたという話もうなずけます。